メンタルヘルスについての悩み
- 一日中気分が落ち込んでいる
- 何をしても楽しめない
- 眠れない
- 食欲がない
- 疲れやすい
みなさんは、このようなお悩みをお持ちではないですか。
日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。内科などのかかりつけ医や、精神科や心療内科などに相談することをお勧めします。すぐに相談されることをためらわれる場合、まず一度、こころケアのカウンセリングを活用してみてはいかがでしょうか。
厚生労働省「労働安全衛生調査」結果
メンタルヘルスには、ストレスや悩み、不安などが密接に関連しています。厚生労働省の「労働安全衛生調査」
によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は82.2%(2022年)となっています。前年度から30%近くも増加しています。
仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者の割合
出典) 厚生労働省「労働安全衛生調査」をもとに弊社にて作成
精神疾患(精神障害)患者数
なお、精神疾患(精神障害)を有する推定総患者数は、厚生労働省の患者調査によると、約258.4万人(2002年)から約614.8万人(2020年)へと急激に増加しています。また、生涯を通じて国民の4人に1人が、うつ病をはじめとした何らかの精神疾患(精神障害)を発症するということが浮き彫りにされています。
精神疾患を有する総患者数の推移(単位:万人)
出典) 厚生労働省「市町村における精神保健相談支援体制の現状等」
ストレスへの適切な対処
生理学者のハンス・セリエ博士は、「ストレスは人生のスパイスである」と述べています。適度なストレスを受け、それに適切に対処できているのであれば、ストレスは日々の生活に張りをもたらし充実させてくれるものになるでしょう。しかし、対処能力を上回るほどの過度なストレスを受けたり、それが継続したりするような状況では、メンタルヘルス不調の発現や、うつ病をはじめとした精神疾患(精神障害)の発症のリスクが高められてしまいますので、注意が必要です。
カウンセリングの勧め
メンタルヘルス不調対策の鍵は、何といっても早期発見・早期対応です。日頃から定期的にカウンセリングを受けることを習慣化されるなど、予防的なケアをお勧めいたします。
カウンセリングを通して、次のようなことが可能になります。
カウンセリングによって期待される効果
気持ちや状況の整理、不安やストレスの軽減
自分を見つめ直し、振り返り、言語化してカウンセラーと対話することを通して、気持ちや状況などを整理することができます。それによって、心のモヤモヤの解消や、不安の軽減、ストレスの緩和などが可能になります。
メンタルヘルス状態のチェック
真面目で責任感の強い方、周囲に優しい方、自分に厳しい方ほど、メンタルヘルス不調を来していても、限界を超えて頑張り、無理をしてしまいがちです。カウンセラーとの対話を通して、ご自身のメンタルヘルス状態のチェックをしてみませんか。
適切なストレス対処スキルの獲得・強化
上述のように、「82.2%の労働者が、仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスを感じている」という調査結果があります。過度なストレスが掛かり、適切に対処できない状態が続いてしまうと、メンタルヘルス不調の発現や精神疾患(精神障害)の発症のリスクが高まります。できる限り早期に、適切に対処することが鍵となります。
しかし、どのような状況下でのどのようなストレスにどのように対処するべきかは、お一人おひとり異なります。カウンセリングを通して丁寧にお話を伺いながら、最適なアプローチ方法を一緒に考えさせていただきますので、ぜひご相談ください。
バランスのよい考え方ができるようになる
過去の出来事そのものや他人の言動を変えることはできません。しかし、自分の認知(ものごとの捉え方や考え方)や行動を変えることは可能です。こころケアのカウンセリングでは、認知行動療法をはじめとした科学的に効果が実証されたアプローチにより、必要に応じて認知を見つめ直し、よりバランスよくものごとを捉え、考えられるようになるためのサポートを行うことができます。それによって、不安やストレスの軽減、自責や自己否定の緩和などが期待されます。
生きづらさの緩和・軽減ができる
日々の生活において悩みがあるということは、日々をよりよく生きていきたいという思いがあることに他なりません。一生懸命に、まじめに日々を生きているからこそ、悩みを抱えたり、生きづらさを感じたりもするのではないでしょうか。
みなさんが抱える生きづらさを緩和し、自分らしく、よりよい日々を送ることができるよう、こころケアが最大限サポートさせていただきます。